さて、今年も全国の公立高校入試の国語にて、
哲学・思想を扱う問題文を出題する都道府県を
ピックアップしていきます。
下記、記事において見られるように、
課題文においてよく出題された本はありました。
2020年度の公立高校入試の国語課題文において、
純粋に哲学・思想系と言えるのは、以下のみでした。
①群馬県:伊藤邦武『宇宙はなぜ哲学の問題になるのか』
(ちくまプリマー新書、2019.)
②香川県:出典表記は「岩崎武雄の文章より」
(おそらく、岩崎武雄『哲学のすすめ』)
③東京都立国分寺高校:猪木武徳『自由の思想史』
(新潮選書、2016.)