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2022年度
都立自校作成問題系高校・哲学・思想系課題文
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岩佐茂『環境保護の思想』
旬報社、2007年。
加藤尚武『環境倫理学のすすめ』
丸善出版、2020年。
都立青山高校
二つの出典から課題文が出題されていますが、
いずれもハンス・ヨナスという哲学者が提示した
「世代間倫理」の問題を
環境問題に即して鋭く描き出す文章です。
岩佐先生は、マルクス主義、
ヘーゲル哲学等の研究を行い、
ご専門は社会哲学、環境思想です。
加藤先生もヘーゲル哲学の研究から出発し、
倫理学に至るまで広範な専門領域を有する
哲学者です。
いずれも哲学界の重鎮です。
佐倉統『科学とはなにか 新しい科学論、いま必要な三つの視点』
講談社、2020年。
都立西高校
科学や科学技術そのもののあり方を問う、
科学哲学に類する課題文でした。
特に、科学的説明の問題を問う
非常にスリリングな箇所です。
佐倉先生は、
哲学や思想系統の専門家ではありませんが、
専門は進化学を中心とする科学史、
科学技術社会論であり、
生物学分野における科学思想史の泰斗です。
品川哲彦『倫理学入門 ―アリストテレスから生殖技術、AIまで』
中央公論新社、2020年。
都立国立高校
課題文はイギリスの哲学者、D.ヒュームの考えに基づき、
私たちの倫理的なあり方についての本性を問う内容です。
品川先生は、現象学や倫理学を専門としており、
この本も各テーマについて
縦横無尽に語られていますが、
「入門」というレベルは超えているかも(笑)。
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