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「徳島県・数学・大問2」2022年度:高校入試!【最新入試問題×新傾向】!

22年06月28日

 

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2022年度:高校入試!

【最新入試問題×新傾向】ピックアップ問題!

 

2022年度:徳島県・数学・大問2

 

徳島国語英語専門塾つばさ

  

徳島県の公立高校入試は、

他府県の高難度の問題に比べると

比較的簡単だということが言えます。

しかしながら、数学の問題難度に関しては

全国水準には達しているように感じます。

平均点も、数学だけが突出して低く

過去7年間に渡り50点を下回っています。

 

さて、令和4年度の数学の問題はどうだったでしょうか?

例年少しずつチャンレンジングな問題を

盛り込んでくる徳島県。

今年は、全国の変化に違わず

「実験的な思考」を求める問題であったと思います。

 

ただし、決して難しくはありません。

ですが、恐ろしく平均点が低いのです。

大問にかけられるマックスの時間は10分。

この時間内で答えまで導き出せた生徒が

少なかったことが残念でなりません。

 

では、問題文です。

 

問題のPDFはこちら!

2022年度徳島県公立高校入試数学大問2

 

弊社では、国語でも数学でも

設問に書かれた条件を図示してまとめることを

問題を解くときに大切にしています。

実際にまとめてみることで、

そこから新たに見えてくる情報が浮かび上がってきます。

 
(1)

このように図示してみることで、

問題が生徒たちにどのようなことを考えさせたいのかが

浮かび上がってきます。

 

答えは、図の通り【10通り】です。

 

(2-a)

 

この問いは興味深い問題でした。

実験的に自分で作図をすることで、

AとBの四角形のxの長さが合致するための組み合わせが

分かるようになっています。

難しくはありません。

ですが、限られた10分という時間の中で

手を動かし実験的に作図してみるということが

受験生たちに求められているのです。

 

答えは、【4cm, 5cm】です。

 

(2-b)

 

(2-a)で用いた実際の数値を用いた問題を利用し、

文字式を利用した抽象化を求める問題です。

Bの枚数が2倍となり、Cの枚数が4倍になったことで、

どのような組み合わせになるのか気づくかどうかが

ポイントになったと思います。

このような具体→抽象の流れは、

共通テストの数学でも同様ですね。

 

答えは、【4x+12cm】になります。

 

(2-c)

 

最後は、全問を利用した方程式の問題です。

生徒によっては、方程式の立式すら気づかず解けなかったという者もいました。

設問に書かれている文言から、どのようなことを伝えたいのかを解釈し

立式に辿り着くことができれば、計算自体は簡単です。

数学的というよりは、国語的な思考が求められる問題でした。

 

考え方は、図示した通りです。

答えは、【8cm】です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

是非、「10分間で」挑戦してみてください!

 

 

 

今回の担当は阿部塾長でした!

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