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2022年度:高校入試!
【最新入試問題×新傾向】ピックアップ問題!
2022年度:千葉県・数学・大問4
令和4年度の千葉県公立高校入試の数学の大問4は
「問題文がひじょうに長い」のが特徴でした。
時間をかけてゆっくり解けば
難しくはないと思うのですが…
まずは問題文です。
問題のPDFはこちら!
この問題は,誘導に沿って解くのがミソです。
(1)
弧DC=90cm,弧DQ=9xcmですから、
(a)は90÷9=10秒で(エ)。
Pを弧CD上に投影した点Rは、
15秒でC→Dにつきますので、
90÷15=6cm/sです。
(2)
これは簡単ですね。
10秒でD→Cに行き、
同じ時間をかけてC→Dの戻ります。
(3)(4)
誘導にしたがって,Rをグラフ上に表します。
すると教科書にも載っている
ダイアグラムの問題だとわかります。
Qは20秒で往復し,Rは30秒で往復するので、
20と30の最小公倍数の60秒後に、
点PがAに、点QがDに初めて同時に到着します。
同時発車、同時到着の問題は、30年ほど前に
教科書から姿を消してしまっていますので、
小学校で習った内容を利用できるかどうかです。
0≦x≦60でダイアグラムを描いてみると、
直線が重なっている点が
3点O,P,Qが一直線上に並んだ時だとわかります。
(3)では,
y=90-9xと
y=6xの連立方程式を解けば、
6x=90-9x
15x=90
x=6(秒後)
と計算できます。
(4)ではグラフを利用して、
何度グラフが重なるかを見ればよいだけです。
(5)
点Qは一往復に20秒かかりますので、
144÷20=7…4。つまりDから
9cm/s×4s=36cm動いています。
点Rは一往復に30秒かかりますので、
144÷30=4…24。
ところが15秒で折り返しますので、
24-15=9秒。
折り返していますから、
DR=6cm/s×9s=54cmです。
そこでQRは同方向に動いているので、
54-36=18cm。
90cm:180°=18cm:x°の比例式を解いて、
x=36°とわかります。
いかがでしたか?是非、挑戦してみてください!
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数学大問2の解説動画
今回の担当は金坂塾長でした!
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