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大阪府の数学C問題対策!突破への重要ポイント!!(3)

19年01月11日

大阪C問題を突破するための記事第3弾です。

大阪府の数学C問題対策!突破への重要ポイント!!

大阪府の数学C問題対策!突破への重要ポイント!!(2)

 
今回も前回の予告した通り

『整数』を題材にした問題を扱います。


しかし、第2弾までとは違うポイントがあるので、

問題を実際に解く前にお伝えしますね。

 

今回扱うのは、

2017年度大阪府入試数学C問題大問1(8)

 

正答率、無答率はC問題を受験し合格した生徒のデータです。

 

このような問題ですが、まずポイントaを見て下さい。

 

ポイントa

無回答率が高く、正答率も低いという図式になっています。

正直言って、このような問題は解けても解けなくてもどちらでも構わないです。

なぜなら、出来ない人が多過ぎて差がつかないから。

ここが拾うべき問題を扱ってきた第2弾までと大きく違うところですね。

 

では、なぜ扱うのかと言いますと、

やはり図形の難問に比べれば得点できる可能性が高いからです。

ポイントを見ていきましょう。

 

ポイント①

 

ここが最大の山場。

nを求めろという問いに対して

自分で未知数を2文字も増やすという、

一見するとゴールから遠ざかるようなやり方をします。

 

後に整数を理由に解を絞り込めるので、

こういう手法もあるという事を経験しておきましょう。

 

ポイント②

 

代入してnを消去。

求めるべき文字を消すのは勇気が必要かもしれませんが、

2式を関係づける文字はnしか無いので気にせず代入します。

 

ポイント③

 

ここは第2弾までの内容が

キチンと理解出来ていれば難なくクリアできるはず。

 

『(整数)=(分数)の形に式変形』、

『掛け算は情報を多く得られるので積の形をつくる。』

というのがポイントです。

 
注意

 

最後の詰めの部分です。

sは自然数なので、t=50はダメです。

問題文の条件はきっちりと確認しましょう。

 

tが出ても油断は禁物。

 

n=240−7tに代入してnを求めますが、

nも自然数なので、負の数は不適です。

 

以上がこの問題を解く上でのポイントです。

 

取っ掛かりこそ難しいかもしれませんが、

その後は第2弾までにお伝えした内容とさほど差は無いでしょう。

 

これだけ正答率の低い問題でさえ

整数分野の問題であれば一定のパターンに持ち込めるので、

得点出来る可能性は充分にありますよ。

 

まずはC問題の大問1番満点を目指して

腕を磨きましょう!

 

次回も整数に関する問題をお伝えします。

 

京橋数学塾A4U

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