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大阪府の数学C問題対策!突破への重要ポイント!!

18年12月14日

大阪府の数学C問題を突破する上で重要なポイントを

実際の問題を交えてお伝えしていきます。

 

まず受験において重要な事として

『大多数の受験者が正解する問題は落としてはならない。』

といつ鉄則があります。

 

「図形の問題が分かりません。」と

誰もが得点するのに苦しむ分野について悩む前に、

 

計算や方程式の問題は完璧に解けるのかどうか

という事に意識を向けましょう。

 

 

 

今回扱うのは

2018年度大阪C問題の大問1番の(7)

です。

 

正答率、無答率はC問題を

受験し高校に合格した生徒のデータです。

 

正答率が高いのに無回答が多い、

 

言い換えればやり方知ってる人には簡単だけれど

知らない人は手も足も出ないって事。

 

図形がどーのと言う前に、

こういう問題を解けるようにするのが先決です。

 

では、ポイントとなる部分ごとに話していきましょう。

 

ポイント①

 

ここはそこまで出来ていないわけではないでしょうが、

 

この段階でxは1〜9の整数、

yは0〜9の整数であるという事を意識しておきましょう。

 

後々手掛かりになります。

 

ポイント②

 

ここは中学生が苦手とするところで不等式の扱いです。

 

•負の数を掛けたり、負の数で割ったりしたら不等号が反転する。

•その他は等式と同じルール。

 

中学教科書ではそこまで深く扱っていないので、

高校の教材を使って確認するのも良いでしょう。

 

C問題で不等式は良く狙われますよ。

 

ポイント③

 

ここが最大のポイントかもしれません。

 

中学生は答が1つに絞られる問題に慣れきっているせいで、

ここでよく思考が止まります。

 

ここでポイント①を思い出しましょう、

x,yが整数であるなら足して15が確定します。

 

15が確定したらx,yの組合わせも

数パターンに限定されます。

 

その中から解として適するものを探す。

 

こういった、

場合分けからの絞り込みによる解法というのは

中学生は不慣れなので狙われます。

 

整数問題では、

『絞り込んで、あとは調べていくしかない』

という状況になる事がよくあります。

 

これに慣れましょう!

思考から逃げてはなりません。

 

以上がこの問題のポイントです。

 

大阪C問題は得平均点が低くなりがちです。

 

ですから、

この問題の様に正答率が高い割に

無回答が多い問題を

 

大問1、大問2の中から探して

ほとんど解けるようしておくのは

戦い方として非常に重要です。

 

図形の難問はそれが出来てから取り組みましょう。

 

京橋数学塾A4U

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