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佐賀県の英語の追加問題の出題形式にシビれる!

19年12月08日

 

佐賀県の英語の公立高校入試は、

希望校のみ追加問題を課すことができます。

 

この追加問題の出題形式が、

徳島県という片田舎で指導していると

なかなかお目にかかれない問題なのです。

 

一見、一般的な長文に見えます。

 

2019年度のテーマは

「学生に宿題は必要か?」ということを議題とした

ディスカッションの様子の長文です。

 

麹町中学校の工藤校長が注目をされている中で、

学生たち自身に学校のあり方を考えさせる良問です。

 

そして問題数は2問。

 

1問目を、そのまま引用します。

 

『次のア~コのそれぞれについて、

ひろしの意見だけに合うものには「ひろし」、

あきこの意見だけに合うものには「あきこ」、

二人の意見いずれにも合うものには「○」、

二人の意見にいずれにも合わないものには「×」を書きなさい。』

 

シビれます。

 

見事に英語の学力と、思考力や読解力を問うことができる良問です。

 

仮にこれがマーク式であったとしても素晴らしい問題だと感じます。

 

そして、続く第2問目も硬派なのです。

 

『次の【考え】に対して、あなたの意見とその理由を

30語以上の英語で書きなさい。

2文以上になっても構いません。

ただし、コンマやピリオドなどは語数に含まない。

【考え】日本では、必ずしも英語を勉強する必要はない。』

 

いやはや、あっぱれ!

 

一般的な学力であれば、高校生でも書けないかもしれません。

 

『英語を学ぶ』レベルから『英語で学ぶ』という

いい例だと感じました。

 

さて、あなたはこの問題をどう攻略しますか?

自分の英語力に何が足りて何が足りないかを

受験直前の冬期講習中に見つめ直す機会になれば嬉しいです。

 

徳島国語英語専門塾つばさ

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