徳島県の公立高校受験には、「学区」という縛りがあります。
居住区に応じて、受験できる公立高校が決まっており、
学区を超えての公立高校受験においては、
「学区外枠」の狭い枠内での受験を潜り抜ける必要があります。
ですが、令和3年度入試において
この学区に大きな動きがありました。
名門、徳島県立城東高校の学区撤廃です!
つまり、徳島県内全学区の生徒が、
自由に城東高校を受験することができるようになりました!
このことにより、県内全域の各公立中学校から
上位層の生徒たちが城東受験にチャレンジすることに。
例年の城東高校のボーダーは、
一般的なもので400点ほどです。
ですが、実質はもっと低く
370~380点程度といったところでしょう。
そして、コロナ禍による休校期間を経た城東志望の受験生たちは
点数を下げるどころか、大幅に学力を付けて受験に臨みました。
県内最重要模試である基礎学力テスト。
この模試の平均点で受験校が決まる徳島県。
例年の城東ボーダーからは
考えられないほど高い点数となりました。
低く見積もっても、
ボーダーが420点ほどまで上昇する結果に!
県内最難関とされる市立高校理数科(72)に
匹敵するほどの上昇率です。
塾内でも、理数科を受験する点数層の生徒たちが
軒並み城東志望に変更するほどの
人気を集めることになりました。
入学後のクラス分けテストも非常に厳しい戦いとなり、
今までのデータはあまり役に立たない
状態となってしまうほどです。
弊社では、9名が受験し9名が全員合格。
内、6名が応用クラスに入ることができました。
地方の片田舎徳島県で、静かな受験戦争が勃発しております。
徳島県の公立高校入試は、全国と比較すれば簡単なものです。
ですが、数学だけはなかなか骨のある問題を作ってくれています。
僻地の高校入試の過去問で腕試しをしてみてはいかがでしょうか?
数学だけなら、あなたのお眼鏡にかなう問題かもしれませんよ!