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実力派塾長が教える「合否を分けるこの一題」数学でラグビーを出題!?

19年11月17日

 

2019年度 公立高校入試問題 数学大問5

 

新しい物好きの徳島県の入試作成者がやってくれました!

以下の問題をご覧ください。

 

 

面白いでしょ?

 

学習指導要領が改革され、

『日常生活に即した』問題に舵が切られています。

 

子どもたちが日常生活で想像できるものからの

スタートとなる問題としては

なかなか斬新な取り組みかもしれません。

 

(1) は、「組み合わせ」。

ラグビーの試合と絡めた問題です。

難易度は易し目。

 

(2)-(a)は、「円の作図」。

単体で考えれば、3点を結ぶ円の作図です。

 

円の原点:「中心から全て等しい距離の点を結んだ図形」

ということを理解できていれば、

 

AとBの垂直二等分線と、BとP’の垂直二等分線の交点となるという

答えに辿り着ける問題でしょう。

 

ですが、ラグビーを全く知らない生徒が多くいる中、

入試本番という状況も加算され、頭が真っ白になった生徒も

いるかもしれませんね。

 

(2)-(b)は、『円の性質を用いた証明』。

 

このようなタイプの問題は、普段の学校生活の中では

解くことがないような問題です。

 

三角形の合同や相似の問題は頻繁に解くはずです。

 

ですが、この手のタイプは、今までの学んだ知識を

正に『活用』して解く問題です。

 

そして、与えられた図形から円周角の関係性、

三角形の内角と外角の関係性を見出していく

その場でのヒラメキも大切になるでしょう。

 

普段から、模範解答だけではなく

別の角度から問題を考察し、

「こうやれば別の解き方にならないかな?」

「この仮定を使っても答えを導き出せないかな?」

という実験的な思考を鍛えておくといいかもしれません。

 

徳島県のような、新しいモノ好きの出題傾向がある県は、

「福井県」と「和歌山県」です。

 

3県とも難易度としては決して難しくはないのですが、

「企業のCSR」や「iターン」や「Uターン」などの

トレンドの言葉を出題する県です。

是非とも、他の教科も解いてみてくださいね!

 

徳島国語英語専門塾つばさ

 

 

 

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