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受験情報

(10)その学習塾の2倍以上の報酬を支払っていましたの巻

14年11月26日

 

『難関高校入試英語ぶっちゃけ秘話』

「(10)その学習塾の2倍以上の報酬を支払っていましたの巻」

 

難関高校対策の出来る先生を雇うには、
やはりそれなりの報酬を支払わなくてはなりませんが、
これは経営者としては当たり前のことです。

 
(ある塾長先生に聞いたら、私は難関高校に対応出来る数学の先生に、
その学習塾の2倍以上の報酬を支払っていました)

 
ある程度の人数をみなくてはならない場合、
そこでもし、人件費を削り、教育の質を高める努力を怠っているとするならば、
私はそれを学習塾とは呼びたくないのです。

 
ですから、何かのアシスタントとしてならともかく、
アルバイト講師に100パーセント任せるというような事は決してしません。

 
しかしながら、特に地方の学習塾では、人材不足が叫ばれて久しいのが現実です。

 
でもどうなんでしょうかね。

 
ある程度大きくなった塾が、一定数の生徒の面倒をみるために、
例えば一人の優秀な先生がやめたとした場合に、
別の程度の低い先生を仕方なく入れて、無理矢理回そうというのは…

 
なんだか本末転倒という気がしなくもありませんよね。

 
ですからもし、優秀な人材を雇うとするのなら、
それと同等の優秀さを有した専門家を、
独自コネクションから保有しておく必要があり、
いつでも待機させておくくらいの、日頃からの努力というものが、
また必要になってくると思います。

 
私は、こうした目に見えない、人財獲得能力も、
学習塾塾長であるならば資質として持っておきたい部分だと考えています。

 
しかしながら、私のようなこだわりを持つ人は正直少なく、
通常講師の人財不足を解消するには、

 
例えば、大学入試では、どこからかDVDの授業を買うとか(私も発売していますが)、
何かしらのメソッドをアウトソーシングするのが通常です。

 
私はそれを決して嫌ってなどおりません。

 
そうしたツールで、成績が向上することは、もはや証明済みだからです。

 
ただ、私の希望として、生徒さんに「本物の先生をつけてやりたい」
という気持ちが先行しているだけのことです。

 
ところが、難関高校入試英語となると、話が全く異なります。

 
なぜなら、そうした、大学入試の内容を含んだ難関高校入試英語の対策DVDなど、
きっとどこも売り出していないでしょうから笑

 
私に、今のところそれをこしらえようなんて気持ちはありません。

 
しかしながら、大学入試レベルの基礎英文法をまとめたDVDなら、
すでに制作してあるので、自分の生徒にはそれをテキストとして使っています。

 
念のため申し上げておきますが、こうしたDVDツールは、通常のテキストと同様に、
「ただの教材である」と言う認識を超えるものでは無いと考えております。

 
つまり、こうしたツール類を学習塾が導入して、
生徒のために活用しているというのは、
塾のより良い教育を提供したいというその方針の表れであり、
決して間違った方向のことではないと思っています。

 
ただし、それを使う側の先生が、何も考えないで、
それを使うのか?それとも何かしらの意図を持って、
例えば年のDVDを使ってくださっているのか?については、
私も事前に細かいチェックをしています。

 
つまり、僭越ながら、DVDツールを制作する側として、
私がその学習塾をご指導申し上げているということなのです。

 
そうしたことから、その塾長さんたちの元を訪れ、
技術供与をするようになりました。

 
それが結実したのが「全国縦断スーパー英語セミナー」

(今日まで全国のべ100回以上の会場で開催)だったのです。

ま、究極のお節介です笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山本ヒサオ'

難関高校&大学入試専門塾「錬達会」主宰

エール出版刊『秘伝のセンター英語』著者

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(10)~進学重点校に合格するために~ その4 内申点を確保する①

14年11月09日

 

『都立進学重点校への道』

「(10)~進学重点校に合格するために~ その4 内申点を確保する①」

 

何度か書いてきた通り、都立進学重点校に合格するためには、
内申点をしっかり確保しておくことが重要です。

 
特別選考の1割枠(内申点に関係なく入試本番の点数のみで合否が決定する)
がある高校を受験する場合であっても、内申点が高い生徒が合格の可能性が高いのです。

 
2016年度入試からは、この1割枠も廃止になります。
今まで以上に内申点の重要性が増すことは間違いありません。

 
2016年度からの入試改革で、内申点に関してもう1つ大きな変更があります。
「実技教科重視」です。

 
今まで入試科目に含まれていない実技科目(音楽・美術・技術家庭・体育)については、
内申点を1.3倍して主要5教科(英語・数学・国語・理科・社会)と合計することになっていました。

 
2016年度からは、実技科目の点数を2倍することになります。

 
主要5教科25点満点に対して、実技教科が40点満点ですから、
実技教科の内申点の比重がどれだけ高くなるかお分かりいただけると思います。

 
この65点満点の内申点に300/65をかけた点数(300点満点)が、
当日の内申点の持ち点になります。

 
当日の5教科のテストの点数を1.4倍した点数(700点満点)と合計して、
1000点満点での得点が高い順に合格となります。

 
もちろん、オール5に近い方がいいわけですが、

 
一般的には「4が半分5が半分くらい」が

進学重点校を受験できるかどうかのデットラインと言われています。

 
毎年オール4くらいでも合格する生徒はいますが、
入試本番で周りの生徒より余計に点数を取らないとならなくなります。

 
簡単に言ってしまえば、内申点の1点分が本番のテストの4~5点分
(実技科目の1点分はさらに高い)に相当します。

 
オール5の生徒と較べると、
5教科で50点(各教科10点)以上余計に取らないと勝てないのです。

 
このことから考えても、
内申点は「各科目5を取れるように頑張って、(実技科目も含めて)
どうしても苦手な科目でも4をキープすること」が必要です。

 
そのためには、内申点を取るための対策をしっかり立てて取り組んでいかなくてはなりません。

 
まずは、定期テスト(中間・期末)で高得点を取ることです。

 
通常は、90点以上取らないと5はつかないケースが多いですし、
中1の最初のテスト等、平均点が高い場合は100点近い点数が必要な場合があります。

 
実技科目等で、難しい(平均点が低い)テストでも、
80点以上を確保することが条件とされる場合もあります。

 

(文責:GS進学教室 後藤高浩)

 

 

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株式会社ジー・エス代表取締役

GS進学教室 代表

後藤高浩

八王子市子安町2-1-11

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(9)答えは簡単です。指導しませんの巻

14年11月09日

 

『難関高校入試英語ぶっちゃけ秘話』

第8話「答えは簡単です。指導しませんの巻」

 

普段、公立高校入試しかみることのできない公立中学校の先生や、
中学生専門の塾の先生は、こうした難関高校向けの勉強がしたい生徒が来た時、
一体どう対処しているのでしょうか?

 
答えは簡単です。指導しません。

 
学校はともかくとして、学習塾は商売でやっているのだから、
無理をしてでも生徒を獲得すればいいではないか?

 

そう、思われる方も多いかと思います。

 
場合によっては、全く指導不可能な地域も私はあると思っていますしね。

 
(そういう場合は、親御さんが遠方のマトモな塾にまで、車を走らせることになるのですが。
ちなみに現在、私のところには他県からお越しの方が6名ほどいます)

 
個人的には、無理をしてでも頑張って教えてあげたほうがいいと私は思うのですがね。

 
その塾長さんのスキルも磨かれるわけだし。
ワタシが若い頃は、そんな毎日だったと記憶します。

 
(私は基本、塾の若い先生はアホだと思っています。
指導力不足は否めないからです。だから、若さとパワーで押すしかないし、失敗も恐れてはいけないと思います)

 
でも、保守的な塾の先生は、絶対にそれをしようとしません。
冒険出来ないんですよね笑

 
なぜなら、自分の限界点をここだと見極め、
それ以上ハードルの高い生徒は受け入れられないと考えてしまうのが、
その人たちの基本的なスタンスだからです。

 
それは正直、個人のキャパシティの問題でもあります。

 
なんたって、目の前の生徒さんをまず十全に教えなくてはなりませんからね。
私も例外ではありません。

 
私が担当できるのは、小学生の国語と、中学生全教科。
それから、高校英語と高校現代文・古文・漢文です。

 
その他、暗記科目等の暗記メソッドを持ってますから、
中学受験社会や日本史・世界史・地理・政治経済・倫理・現代社会もオーケーです。
それから、たまに生物や地学だってやります。

 
もちろん、専門家ではありません。
しかし、暗記の専門家ではあります。

 
この20年間で、コツコツ積み上げてこれだけ指導できるようになったのです。
たとえ限界はあるにせよ。

 
高校文系科目ができるなら、難関高校の文系科目、
特に英語と国語に関しては何も問題はありませんでした。

 
けれども、いくらワタシ一人ががんばったところで、
上に掲げたもの以外の理系科目、
すなわち高校理系科目及び難関高校受験の理系科目が指導できませんから
(つまり個人のキャパシティを超えている)、

 
私は実力ある理系の先生を用意しているのです。

 
こうした努力には、ぶっちゃけオカネがかかりますけどね笑

 

 

 

 

 

 

 

 

山本ヒサオ'

難関大学&大学入試専門塾「錬達会」主宰

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(9)~進学重点校に合格するために~ その3 早めに決意すること③

14年10月30日

 

『都立進学重点校への道』
<No.9> 「~進学重点校に合格するために~ その3 早めに決意すること③」

進学重点校の「自校(グループ)作成問題」で点数を取れるようにするためには、
「早めの準備」が必要であることはご理解いただけたと思います。

いつからどのような準備をして行く必要があるのか、もう少し具体的にお伝えします。

まず、カリキュラム消化の問題です。
塾に通っている生徒は、中学校の授業進度より少し先を塾で学習しているケースが多いと思います。

一般的な進学塾のカリキュラムは、中学校よりも数ヵ月先を進んでいて、
中3の秋頃にすべての単元消化が終了する形になっていることが多いはずです。

しかし、都立の進学重点校や私立の早慶付属等最難関レベルの高校を受験する場合は、
それだと完全に遅れを取ってしまいます。

入試まで、時間的に間に合わなくなってしまう場合が多いのです。

すべての単元学習を終了してから、
進学重点校の入試問題レベルで点数を取れるようになるまでには、
通常かなりの時間を必要とします。

一般的には、少なくとも半年はかかると考えていいと思います。

進学重点校の入試特有の知識の習得も必要ですし、
実際の入試問題を使用しての実戦トレーニングの回数も数多くこなして行く必要があります。

そう考えると、遅くとも中3の夏休みまでには単元学習を終了して、
本格的な入試対策をスタートする必要があると言えるでしょう。

できれば、中3の1学期までに単元学習を終了し、
夏休みからは総復習と本格的な入試対策に入る形が理想です。

塾(クラス)によっては、中2のうちに(中3の分の)単元学習をすべて終了し、
中3の最初から入試対策のカリキュラムが組まれているところもあります。

学力的に同程度の生徒であれば、中3の秋頃から本格的な対策をスタートした生徒とでは、
合格可能性に大きな差がついてしまうことは否めません。

そのためには、当然中1・中2のうちから前倒しカリキュラムで進めていく必要があります。

一般的には、(少しカリキュラムに余裕があるため)
中1のうちに、中2の範囲をかなり先取りしてしまう塾が多いと思います。

中2の秋~冬には中3範囲の学習をスタートしていることも必須です。

このことからも、中3になってから受験勉強をスタートした生徒が
大きなハンディを抱えてしまうことはご理解いただけると思います。

もう1つは、中1・中2のうちから、
進学重点校の入試を意識したハイレベルな学習を進めていかなくてはならないということです。

それが一番必要な科目は数学です。

中1の最初の正負の数・文字式あたりの単元でも、
中学校で学習するレベルよりも高いレベルの問題に取り組んでいく必要があります。

国語の漢字・英語の単語・熟語に関しても、
中1のうちから質量共にしっかりこなしていかなくてはなりません。

国語・英語については、早い時期から(入試レベルの)長文読解に慣れていく必要があります。

中学校の学習と決定的に違う点は、
入試では(当たり前ですが)その場で初めて見るレベルの高い文章に対応しなくてはならないことと、
長文の分量がかなり多いことです。

国語は中1のうちから、英語は遅くとも中2の秋以降からは入試を意識した長文対策に取り組むべきです。

進学重点校の入試問題の特徴として、記述問題の割合が多いことが挙げられます。
この部分についても、中1・中2のうちから意識して取り組んでいかないと間に合いません。

国語の数十字の記述問題、英語の1行英作文は中1の最初から取り組んでいきましょう。

数学は証明・作図も重要ですが、それ以外の単元についても、
普段から途中式・考え方をノートにきちんと書く習慣をつけることが重要です。
入試本番で途中式も採点対象になっているのです。

このレベルの受験対策は中学生が自分1人で進めることは難しいため、
塾の選び方が重要であることは間違いありません。

その塾(大手の場合は校舎)から、
進学重点校に毎年コンスタントにまとまった数の合格者が出ていれば大丈夫でしょう。

事前にチェックするのであれば、カリキュラムの進度(いつから本格的な入試対策に入るのか)と、
(中1・中2であっても)使用している教材が、進学重点校の入試レベルに対応しているかどうかを確認してください。

記述問題にどのくらい取り組ませているか、
その採点を講師がきちんと行っているかどうかも分かりやすいチェックポイントの1つです。

中学校の教科書準拠レベルの内容しか学習していない場合は、塾が目的に合っていない可能性があります。

(文責:GS進学教室 後藤高浩)

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(8)中1から高校英語を教えるんですか?の巻

14年10月30日

 
『難関高校入試英語ぶっちゃけ秘話』
第8話「中1から高校英語を教えるんですか?の巻」
 
生徒がある程度少なくなって、一人当たりの単価が高くなって、しばらく経ってみますと、
それ以前よりも細かいリクエストに対応できるんだなということがわかりました。
 

それからですかね、「難関高校を受験したい」と頻繁に言われるようになったのは。
 

体験入学でお越しになって、教室の中にいるのがほぼ全員、
その難関高校の制服を着ている子ばかりだということがわかると、ですね。
 

ま、実際には中学入試で入って、そのままエスカレーターで上に上がって、
かつ、落ちこぼれてしまった者たちばかりなんですけどね笑
 

そのことはもちろん、その時来られた保護者の方にもお伝えしているのですけども、
なぜかそういう彼らを見てる私が、
今から難関高校を受けようとしている彼らにとっては一種の救世主みたいな扱いをされるように、
いつの間にかなってしまったというわけです。
 

というのも、最近ではフランチャイズの個別指導か、雨後の竹の子の如く、
ニョキニョキ生えて出てくる高校入試専門のフリーターばかりを取り揃えた安価な学習塾が台頭しているからでしょう。
おかげで、こっちが目立って仕方がありませんよ笑
 

そんなことも追い風になっているんでしょうけれども、ニセモノに引っかからなかった、
物のわかる保護者の方が次第に訪れるようになってきたことは間違いありません。
 

ですから、その人たちとは必然的に気が合うわけです。
そこからパートナーシップを結び、その親子とワタシとの信頼関係が築かれます。
 

将来の子供の大学受験に直結した英語教育の在り方を説明し、
入塾後、そのやり方で始めてもらうと、皆さん驚かれます。
 

なぜなら、自分の学年が下の男の子や女の子が、既にもう高校英文法のように入ってるからです。
 
 
「中1から高校英語を教えるんですか?」
 

皆さん、そうお聞きになります。で、そこで説明します。
 

「いえ、この子は小5からやってます。でも、これをやらないと、〇〇高校には絶対に受かりませんからね」

そう私が言うと、皆さん最初はア然とし、やがて納得なさいますね。
そして「私」がその方法を知っているのだということに、お気づきになります。
 

もちろん私がそうトークしてるからなんですが笑

 


 
 

 

 

 

 

 

山本ヒサオ'

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(7)いちばん割を食うのは、難関高校受験者の巻

14年10月16日

 

『難関高校入試英語ぶっちゃけ秘話』

「(7)いちばん割を食うのは、難関高校受験者の巻」

 

そうした、文科省主導の教育指導要領の教え方で勉強した中学生で、

いちばん割を食うのは、そう、難関高校受験者だと私は思っています。

 

彼らは、本来ならば、難しい高校レベルの英文法だって正確に理解することができる

と思っていますし、また私以上にそうした「マニアックなこと」について食いついてくる者もいます。

 

彼らにとっては、英文法を完全に理解したいという欲望が心の中で

ふつふつと湧き上がってくるようなのです。

 

ということは、現在中学校で行われている英語教育に対してのいわゆるアンチテーゼを、

彼らもまた抱えて育っているのかもしれません。

 

彼らに聞いたことがないから、その辺はうかがい知れませんが、

彼らが私の高校英文法にまで踏み込んだ講義に食いついてくるというのは、

しかし、紛れもない事実なのです。

 

私はこんなことがあって以来、中学生を高校生だと思うようにしました。

そして、英文法のできない高校生を中学生だと思うようにもしてきました。

 

すなわち、これ、無学年方式ということですよね?

 

だから、私の塾は、気がつけば、なんだか変な形になってしまいました。

 

例えば、無学年だと、当然のことながら同じ学年で「クラス分け」もできませんし、

大きく展開のしようもなかった。

なぜなら、ある程度の技量を持つ先生が、広島という田舎では手に入らなかったということと、

技量のある先生は、自分で自主開業なさっている。

 

したがって、現在までの私の所のスタッフの先生方の話をすると、

すでに学習塾で名を馳せていらっしゃる「正真正銘の塾長先生」とのコラボレーション、

現役の大学の先生(理系)、もしくは、「これは!」という先生を私がスカウトして連れてくるという、

この3種類しか選択肢がありませんでした。

 

学生を使ったこともありましたが、それは、必ず私の卒業生で、

私の塾の全てを知っていなくてはならず、また、そういうレベルの子たちは、

近年では、みんな東京に出て行ってしまい(私の影響かと思いますが)、

地元には、だあれもいなくなってしまうという怪現象が起こってしまいました。

 

だから、現在では学生アシスタントを入れずに、私1人で、

数十人の生徒一人一人を見るような羽目になっています笑

 

でも、それを保護者の皆さんは歓迎して下さるんですよねー。

生徒が少なくなって良いわーなんて笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山本ヒサオ'

難関高校&大学入試専門塾「錬達会」主宰

エール出版刊『秘伝のセンター英語』筆者

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(8)~進学重点校に合格するために~ その2 早めに決意すること②

14年10月11日

 

『都立進学重点校への道』

「(8)~進学重点校に合格するために~ その2 早めに決意すること②」

 

進学重点校を受験することを早い時期に決めた方がいいもう1つの大きな理由は、

入試問題がかなり難しいために、早めに対策を立てていかないと間に合わない

ということです。

 

進学重点校は、当初から英語・数学・国語の3教科について

「自校作成問題」を使用して入試を行ってきました。

(理科・社会については共通問題を使用しています)

 

高校ごとに問題の傾向・難易度等に違いはありましたが、

共通問題と較べると比較にならないほど難しい(点数を取りにくい)問題なのです。

 

2014年度の入試からは、「グループ作成」という形を取り、

進学重点校の教員が集まって各教科大問ごとに問題を2題ずつ作成し、

各高校がその中からどちらかの問題を選ぶような形になりました。

(大問で1題は高校ごとのオリジナル問題と差し替えることもできます)

 

高校によってはかなり出題傾向や難易度等が変わる可能性も示唆されていましたが、

蓋を開けてみたら、例年と大きく変化はありませんでした。

 

今後もこの傾向は続いていくものと思います。

 

 

 

進学重点校の入試問題がどのくらい難しいかということを、分かりやすくお伝えしてみます。

 

中3の秋頃に、中が高の定期テストではいつも満点近く取っていて(当然内申は5)、

都立の共通問題ではだいたい90点くらい取れるような優秀な生徒が、

進学重点校レベルの対策を何もしていないとすると、

 

英語・国語は30~40点、数学は20~30点(状況によっては1桁もあり得る)

くらいの点数を取ってしまうことが多い状況です。

 

このことだけからしても、どれだけ問題が難しいかはご想像いただけると思います。

 

学習指導要領では中学校の範囲を逸脱していないと言うものの、

必要な知識やスピード、1問1問の問題の難度からすると、

中学校で学習する範囲ではまったく太刀打ちできるレベルではないことは明らかです。

 

問題の形式や出題傾向が違うため単純比較はできませんが、

私立高校で言えば早慶付属高校の入試問題と同レベルの

学力が要求されると考えていただいていいと思います。

 

 

都立共通問題と一番違う点は、(問題の難度はもちろん)国語・英語の長文が長いことと、

解答が記述式の問題の割合が高いことです。

 

現在中1・中2の生徒も、問題や解答用紙の形式の違いだけは早めに見ておくこと

をお勧めします。

 

受験生にとっては、このことだけでもかなりハードルが上がる要素になります。

 

国語では200~250字程度の作文の他に数十字の記述問題、

英語では英作文や単語・熟語を書かせる問題、

数学では証明・作図の他に途中式を書かせる問題が2~3題必ず出題されます。

 

もちろん、途中式・考え方等も採点の対象となります。

 

数学では1問の配点が8点~10点の問題も多いため、決してないがしろにはできないのです。

 

(文責:GS進学教室 後藤高浩)

 

 

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(6)英語の実際の構造を無視しているとしか思えないの巻

14年10月11日

  
『難関高校入試英語ぶっちゃけ秘話』

「(6)英語の実際の構造を無視しているとしか思えないの巻」
 
 
ですから、中学入学時点までで、確固たる国語力を構築するということ。
 
それから中学校入学時点で、正しい英文法を彼らの心の中にしっかりと
構築していかなければならないという、そういう二重のプレッシャーを
実はこの私も感じているということだったんです!
 
いやあ、しらなかったなぁ笑
 
こうした目に見えないプレッシャーを、私と12歳の子供が同時に感じている・・・
こんな光景を皆さん想像してみたことがありますか?
 
そうしたことが紛れもなく現実に起こっているわけですね。
私んとこの小さな教室で笑
 
フツーの中学校では、彼らが指定した教科書で、まるでAKBが新曲の振り付けを
覚えるようにですね、彼ら教師もまた、同じ指導法・・・
しかも全国共通のものを、覚えなくてはならないわけですよね。
 
それがいわゆる「教育指導要領」というものです。
 
でも、この特に中学校英語というものは、義務教育ですから、
全国共通のものなんです。(高校は義務教育じゃないから、カリキュラムも県単位なんだそうです)
 
例えば、私がよく思うのは、「比較」のところで「原級」というのがあるじゃないですか?
 
実はワタシ、全国を回ってセミナー活動を、もう10年近くやっているんですけども、
 
あのas~as・・・という構文を、彼ら中学校の教師はこんなふうに指導します。
「asとasを、前後からサンドイッチみたいにして挟め!」と。
 
これ、北は福島、南は長崎のセミナー主催塾で教えましたけれども、
どうやら全国共通の教え方のようなのです。
 
いやー、英語の構造を完全に無視しているとしか思えないんですよねこれ。
 
実際にはどうなのかというと、最初のasは「同じ位」という意味で、
品詞は「副詞」になります。
 
そして、後の方のasは「何々と比べて」と訳し、「接続詞」になるわけです。
 
したがって、品詞も違えば、訳し方もまるっきり違う。
 
でも、その事は中学校の先生は一言もおっしゃいません。
 
そうです。全体で自分一人だけ他と振り付けが違っていたら、AKBが存在しないように、
自分だけ勝手な教え方をしてはいけないということのようです。
 
いや実際には、教師の指導技術の平準化、平均化を目論んでいるのかもしれません。
まあ、お役所が考えそうなことですよね笑

 

 


 
 

 

 

 

 

山本ヒサオ'

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(5)マジ責任重大だからの巻

14年10月01日

 

『難関高校入試英語ぶっちゃけ秘話』

 

「(5)マジ責任重大だからの巻」 

 

さあ、このぶっちゃけた連載も第5回目になってきていますよと、

もう何を言っていいかわからなくなってきますね笑

 

いえいえ、そんな事はありませんよ?実は、ここからが本番なわけです。

 

まるで大学受験の問題でも見ているかのような、錯覚を催す難関高校の英語の問題。

 

そうですね、やはりそこを制するのは、膨大な単語数と長文の読解にあるわけです。

 

私のところでは、一部の中3生を、高校3年生に混じらせて指導しています。

つまり、それくらいの単語力と長文読解力が必要だということを、これは意味しています。

 

しかも、この中3生、落ちこぼれの高校生よりも、はるかに長文読解力があります笑

(英検2級保持者)

 

こういうのは、私のところが無学年方式だからできることなのです。

実を言うと、私は小学生から高校生までを無学年方式で教えるという特殊な塾をやっています。

 

そうすると、不思議なことに、いや、むしろ当たり前なのかもしれませんが、

小学生の時にきちんと国語の指導をしていないと、中学生になってから苦労する、

さらに中学生の時にしっかりとした英語学習をしていないと、高校になって英語で苦労する、

ということが見えてきます。

 

かつて、ある英会話学校の先生とお話しした際に、こんな話を紹介してもらいました。

皆さんもご存知かもしれませんが、実は、子供の国語能力というのは12歳までには

もう固まっているということらしいのです。

 

つまり、中学校入学時点で英語を勉強するという事は、「日本語を一度習得したばかりの

発展途上の人間が、今度はいきなり外国語をゼロから勉強するということになっているのだ」

ということなんです。

 

だから、中学校に入ったときに英語で苦労するのというのは、実は当たり前のことなのです。

まさに彼らにとっては、さらに二重の苦しみを味わうことになるからです。

もう負荷がかかりまくりなのです!笑

 

正直な話、私も中学校1年生の英語を担当する時がいちばんプレッシャーがかかります。

そう、ぶっちゃけ大学入試の医学部志望を見る時よりも緊張します。

 

それは、マジ責任重大だからです。

これから、6年間必死に勉強して、さらに大学まで使わなければならない英語という科目を、

その子にとっては世界でいちばん最初に教える人間が、なんと「この私」という、

このプレッシャーったらないです笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山本ヒサオ'

難関高校&大学入試専門塾「錬達会」主宰

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(7)〜進学重点校に合格するために〜 その1 早めに決意すること①

14年09月27日

 

『都立進学重点校への道』
 
「(7)〜進学重点校に合格するために〜 その1 早めに決意すること①」
 
 
進学重点校を目指すのは、早ければ早い方がいいのです。
 
あくまでも一般論ですが、中3になってから「成績がいいからちょっと受けてみようか、、、」
という程度では合格は難しいと思います。
 
中2の夏くらいから志望校を意識して、
本格的な受験勉強をスタートしようと考えている中学生が多いと思いますが、
それでも遅いくらいです。
 
できれば中1の最初から、
遅くとも中2に進級する時までには進学重点校の受験を(真剣に)決意して欲しいと思います。
 
 
最近は都立中学校の人気が高まっていて、毎年都内で1万人(12歳人口の約10%)程度が受験します。
 
そこで不合格となった生徒は、高校受験でやはり都立の進学重点校を目指して、
中学入学と同時に(進学塾に通っている生徒たちは入学前から)本格的な勉強をスタートしています。
 
実際、ここ数年の入試では、進学重点校に合格した生徒の中で、
都立中受験者(不合格者)の割合がかなり高くなってきているのです。
 
私立中受験者(不合格者)は、高校受験でも私立高校を目指すケースが多いのですが、
その中でも一部の生徒たちは進学重点校の受験に参戦します。
 
中学受験をしている生徒たちは、計算力・語彙力・処理スピード・理社の知識・作文等の記述力等
において、中1の時点で大きなアドバンテージを持っています。
 
特に中学入試を経験していない生徒は、中1の最初からそのレベルの生徒たちに追いつくべく
取り組まないと、(中学校でそこそこできるからといって安心していると)
気付いた時にはもう埋められない大きな差がついてしまっていることになります。
 
 
なぜ、早めに進学重点校の受験を決断する必要があるのか、
大きな理由が2つあります。
 
1つは、中学校の内申点をしっかりと確保する必要があるということです。
 
分かりやすく言ってしまうと、
「内申がオール4では合格が苦しい」
のが進学重点校の受験です。
 
少なくとも4と5が半分ずつ、できればオール5近くを確保したいところです。
 
特に現在の中2以降の学年は、
1割の特別選考枠(内申が関係なく本番の点数のみで合否を決定する)が
廃止になりますし、実技教科の点数が2倍となるため(現在の中3までは1.3倍)
その傾向がますます強くなると考えられています。
 
 
内申点は、中3の2学期の分が入試で使われると言われていますが、
実際には中1のうちである程度決まってしまうのが現状です。
 
中1のうちに内申点が悪かった生徒が、中3になってからかなり上がったというケースは
ほとんど聞きません。
 
(特に実技教科は)先生の主観の要素が大きい事も理由です。
 
中1の最初の中間テスト(実技科目は期末テスト)の結果もとても重要ですし、
授業態度(積極性も含む)・提出物の内容等、内申点で5を取れるような取り組みを
最初からして行く必要があるのです。
 
(文責:GS進学教室 後藤高浩)

 

 

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