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みなさんこんにちは。
日比谷高校受験対策専門塾
星進会塾長の諏訪です。
本日は、都立高校受験を控えている
みなさんに向けて、
本番に近い形式・難易度での問題を
入手する方法についてお伝えします。
みなさんは、
・もう模試が開催されないので、
これ以上演習問題を解く機会が確保できない
・過去問演習をしたいけど、
もう手元の問題は全部解いてしまった
・市販の過去問集だと7年分しかなくて不安だ
・もっとたくさん、
同じ形式・同じ難易度の問題を解きたい
・力がついたので、今の実力で
本番と同じ問題を解いて何点取れるのか知りたい
などと考えていないでしょうか?
もしそうであれば、この記事が役に立ちます。
本番とほぼ同じ形式や難易度になっている問題で、
まだ解いていない問題が手元に増えて
やりたい演習ができるようになります。
では早速、都立高校入試と同じ形式の問題を
入手する方法について紹介していきます。
もしこのなかにまだ実行していない方法があれば、
実行を検討してください。
1:東京学参、または声の教育社の過去問集を購入する
書店またはインターネット通販で、
最新の過去問集を購入するという方法です。
最も代表的な過去問入手方法です。
ですので、既に実行した方が大半だと思います。
2022年1月現在、
どちらの会社の過去問集を購入しても
共通問題であれば7年分の過去問が手に入ります。
ちなみに、自校作成校の過去問集も
高校ごとに販売されています。
こちらは5年分の過去問が収録されています。
過去問は皆さんが本番当日に解くことになる問題と
同じ形式・同じ難易度である確率が最も高い問題
ですので、
過去問演習は一番一般的でかつ重要な位置づけになります。
2:模試(Vもぎ・Wもぎ)を受ける
Vもぎの都立そっくりもぎや都立自校作成対策もぎ、
Wもぎの都立そっくりテストや都立自校作成校対策もぎ
を受けると、
都立高校入試と同じ形式の問題を解くことができます。
試験会場で解くという経験ができるので、
本番で実力を発揮するために必要な練習となります。
欠点としては、
①都立高校入試よりも難しい問題が出題
されることがある(特にVもぎ)
②1月中旬までしか開催されないので、
その後はこの方法では演習できない
③満員になったり、スケジュールが
合わなかったりしたら受けられない
といったものが挙げられます。
こういった欠点はありますが、
この「模試を受ける」という方法も
一般的であり、かつ重要な演習方法です。
3:Vもぎの過去問集を購入する
ここから、
あまり一般的でない方法になるかもしれません。
Vもぎを主催している進学研究会は、
年度・科目毎に問題が収録されている
Vもぎ過去問集を過去2年分販売しています。
「2020年実施数学」「2019年実施社会」
といったふうに、
年度・科目毎に問題が収録されています。
1冊に9月・10月・11月・12月・1月に
実施された模試が1回分ずつ、
合計5回分の問題が収録されています。
この形式ならではの良い点として、
①得点から偏差値がわかる表がついている
②問題ごとの正答率が掲載されている
③家にいながらにしてVもぎの問題を解くことができる
が挙げられます。
欠点としては、Vもぎと同様に
都立高校入試よりも難しい問題が
出題されることがあることが挙げられます。
2年分のVもぎ過去問集を購入すれば、
各科目10回分の演習が可能になりますので、
大変オススメです。
4:過年度用の過去問集を購入する
例えば、アマゾンで「都立高校 過去問」と
調べると最新の過去問集だけでなく
「平成30年度用」などの過年度用の
過去問集が販売されています。
これを手に入れる方法です。
この記事を書いている2022年1月現在、
最新の過去問集は「2022年度用」と
記されています。
そして、そこには2015年~2021年に
実施された都立高校入試の過去問が掲載されています。
つまり、
「2015年度用」(=平成27年度用)の
過去問集を買えば2008年~2014年に
実施された過去問が手に入り、
7回分演習の機会が増えるということです。
逆に、例えば「2022年度用」を持っている状態で
「2019年度用」を買ってしまうと
2012年~2018年の過去問が
手に入るので3回分しか演習の機会が増えません。
この点に注意して、過年度用の過去問を入手してください。
5:(塾に通っている人向け)塾用教材を購入する
塾に通っている人しか使えない方法ですが、
塾向けの教材のなかで都立高校入試対策の演習を
するために作られた教材を塾経由で購入して
演習するという方法があります。
代表的なものを紹介します。
・教育開発出版
『東京都入試トレーニング(科目別)』
『東京都立高校入試対策TokyoV(ファイブ)』
・エデュケーショナルネットワーク
『東京都立入試直前予想演習5回(科目別)』
塾に通っている方で、
都立高校入試形式の演習を増やしたい方は
是非これらの教材の購入を検討してください。
6:直近3年分の「分割後期・2次募集」の問題を活用する!
今回、イチオシの方法です。
というより、これを紹介したくてこの記事を書きました。
そこのあなた、
「自分は前期受験しか考えていないから関係ない」
と思いませんでしたか?
実は、前期受験しか考えていなくても、
分割後期・2次募集の問題を演習する
価値は十分あります。
それは、以下のメリットがあるからです。
①問題形式がほぼ同じ
②東京都が予算を投じて作成した問題である⇒問題の質が良い
③「過去問」として市販や塾用教材に収録されている確率が極めて低い
というメリットです。
Vもぎや塾用教材の問題は、
どれだけ似せていたとしても
「別の人たちが作成した問題」です。
しかし、分割後期・2次募集の問題は
前期入試と同じく東京都が作成した問題です。
注意点を挙げておきます。
①国語・数学・英語のみである
②英語の大問1がリスニングではなく会話文問題である
③解説はついていない
この3点が注意点です。
これらのうち、
③に関してはこれから心配いらなくなる予定です。
なぜならば、私が解説を投稿する予定だからです。
この記事を読んで、
「よし、分割後期・2次募集の問題を解いてみよう」
と思った都立高校受験生は、
是非私が作成する解説記事も読んでください。
分割後期・2次募集の問題を
入手する方法を紹介します。
それは、東京都教育委員会が
問題や解答を公表しているページ
にアクセスすることです。 ↑ クリック
是非、本番(前期)に極めて近い
分割後期・2次募集の入試問題を
演習用問題として活用してください。
番外:『全国高校入試問題正解』を購入する
演習は、都立高校入試と同じ形式
ばかりをやることが良いとは限りません。
学力をつけるには、様々な形式・傾向の問題を
解くことも極めて重要です。
その場合、『全国高校入試問題正解』の活用も
検討してください。
各都道府県立高校入試の問題を解くことができます。
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