岡山朝日高校合格への道 英語編
入試傾向と対策について~出題のねらいと英単語・文法~
独自入試の英語対策について、
出題のねらいを説明します。
英語は、聞くこと、読むこと、書くことについての
基礎的・基本的な力をみるとともに、
話し手や書き手の意向を正確に理解し、
適切に表現する力をみています。
聞くこととは、リスニングの事ですね。
読むこととは、長文読解です。
書くこととは、英作文です。
英語は、主にこの3つの分野の対策をすることになります。
これらは、普段あまり対策をしていないと思います。
この3つの分野の対策方法についてお話しますが、
皆さんは、それ以前にもっと基本的な
英単語や英文法についてはきちんと理解していますか?
教科書に出てくる全ての英単語の意味やスペルは覚えていますか?
おそらく、ほとんどの人が、完璧にはできないと思います。
理由は色々あると思いますが、
例えば、学校の授業では全てのページをやっていないから、
知らない単語がある、というのは、言い訳にはなりません。
教科書に出てくる単語は、全て既習済みと見なされます。
ですから、今一度漏れがないかを確認しておきましょう。
単語だけでなく、表現も読んで書けるようにしましょう。
文法・語法は正確に理解しておく必要があります。
正確に理解するとは、
「読んで理解できる」
「使って表現できる」
ということです。
これらが、きちんとできているという前提でないと、
3分野への対策が効果的なものにはなりませんよ。
入試傾向と対策について~リスニング~
英語のリスニング対策についてです。
英語のリスニング問題は、
必要とされている情報を的確に聞き取り、
その内容に関する質問に選択形式で答えたり、
英語の問いに英語で答えたりする問題です。
語数指定の場合もあります。
最近は、選択問題と穴埋め問題が多いです。
普段なかなかリスニング対策が
出来ていない人は多いと思いますが、
最初の大問がリスニングとなっており、
配点は少なくありません。
対策としては
◆英語に触れる機会を増やす。
受験勉強として、というよりは、日常的にやることですね。
例えば、英会話番組、英検、TOEIC、
易しい洋書や英字新聞などを
活用すると良いでしょう。
◆教科書の音読をする。
こちらの方法が、受験勉強としてはやりやすいでしょう。
CDを活用してオーバーラッピングをしましょう。
オーバーラッピングとは、
聞こえてくる音声と同時に発音する方法です。
当然、何が聞こえてくるかは、
テキスト等を見ながらでないとわかりません。
テキストを見ながら、CDの音声と同時に読む、
ということです。
これに慣れてきたら、今度は上級編として、
シャドウイングをやってみましょう。
テキストは使いません。
聞こえてくる音声のすぐ後を
追いかけるように発音する方法です。
リスニングが苦手な人は、
ディクテーションも有効です。
英文を見ないで、音声だけを聞き、英文を書く方法です。
最終的には、本文を暗唱して、
書けるくらいになるでしょう。
リスニングは聞く力だけを鍛えればよいのでは?
と思った人!
リスニングは、
自分が苦手な発音は聞き取りにくいものです。
苦手な音がスラスラと言えるようになると、
音を聞き取れるようになる、というわけです。
入試傾向と対策について~英語編・長文読解~
英語の長文読解の対策についてです。
長文読解は、500~800語程度の
長文から文脈を正しく読み取り、
理解した内容を自分の言葉で表現する必要があります。
文法的な知識や英文の意味を
直接問うような問題はありません。
内容を35字や60字程度の日本語で説明する問題もあり、
国語の記述力も必要になります。
英文読解に必要なのは読むスピードです。
一文一文、後ろから和訳をしながら、
頭の中で、英語⇒日本語の変換をやっていたのでは、
時間が足らなくなります。
耳や目から入ってくる文量のある英文を一気に飲み込む
トレーニングをすることで、
英文を読むスピードが上がります。
日本語のように、前から言葉を拾う様な読み方で、
内容をつかむようにしましょう。
例えば、
He is too young to say a word,
but his voice shows that he is very happy.
という英文を読むときには、
He is too young to say a word,
彼は 若すぎる 話すには 言葉を
but his voice shows that he is very happy.
しかし 彼の声は 示している 彼がとても幸せだということを
このように、前から意味をつかんでいくやり方でも、
文意は理解できるようになります。
最終的には、英語を日本語に変換するのではなく、
英語を英語として理解できるようになれば、
トレーニングが上手くいっていると言えます。
是非やってみてください。
入試傾向と対策について~英作文~
英語の英作文についてです。
英作文といっても、定型英作文(和文英作)ではなく、
自由英作になります。
イラストから読み取れることや考えたことを
30~50語程度の英語で
的確に表現する必要があります。
英作文の対策としては、
まず、聞いたり読み取ったりした内容を
英語でも日本語でも、
自分の言葉で説明できるようにしましょう。
いきなり自由英作文の練習をするのは大変なので、
定型英作文(日本語の文を英文にする)
から始めるといいですよ。
基本的なフレーズが書けるようになると、
自分の言いたいことが書きやすくなります。
言いたいことがうまく英語で伝えられないのは
もどかしいと思います。
基本的な英文のパターンやよく使用するフレーズを
いくつもストックしておくと自信がつきますよ。
県立岡山朝日高校受験専門塾
【進学塾サンライズ】
塾長 小崎高寛
HP: https://sunrise-okayama.com/
ブログ: https://sunrise-okayama.com/blog/
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