『難関高校入試英語ぶっちゃけ秘話』
第8話「中1から高校英語を教えるんですか?の巻」
生徒がある程度少なくなって、一人当たりの単価が高くなって、しばらく経ってみますと、
それ以前よりも細かいリクエストに対応できるんだなということがわかりました。
それからですかね、「難関高校を受験したい」と頻繁に言われるようになったのは。
体験入学でお越しになって、教室の中にいるのがほぼ全員、
その難関高校の制服を着ている子ばかりだということがわかると、ですね。
ま、実際には中学入試で入って、そのままエスカレーターで上に上がって、
かつ、落ちこぼれてしまった者たちばかりなんですけどね笑
そのことはもちろん、その時来られた保護者の方にもお伝えしているのですけども、
なぜかそういう彼らを見てる私が、
今から難関高校を受けようとしている彼らにとっては一種の救世主みたいな扱いをされるように、
いつの間にかなってしまったというわけです。
というのも、最近ではフランチャイズの個別指導か、雨後の竹の子の如く、
ニョキニョキ生えて出てくる高校入試専門のフリーターばかりを取り揃えた安価な学習塾が台頭しているからでしょう。
おかげで、こっちが目立って仕方がありませんよ笑
そんなことも追い風になっているんでしょうけれども、ニセモノに引っかからなかった、
物のわかる保護者の方が次第に訪れるようになってきたことは間違いありません。
ですから、その人たちとは必然的に気が合うわけです。
そこからパートナーシップを結び、その親子とワタシとの信頼関係が築かれます。
将来の子供の大学受験に直結した英語教育の在り方を説明し、
入塾後、そのやり方で始めてもらうと、皆さん驚かれます。
なぜなら、自分の学年が下の男の子や女の子が、既にもう高校英文法のように入ってるからです。
「中1から高校英語を教えるんですか?」
皆さん、そうお聞きになります。で、そこで説明します。
「いえ、この子は小5からやってます。でも、これをやらないと、〇〇高校には絶対に受かりませんからね」
そう私が言うと、皆さん最初はア然とし、やがて納得なさいますね。
そして「私」がその方法を知っているのだということに、お気づきになります。
もちろん私がそうトークしてるからなんですが笑
山本ヒサオ'
難関高校&大学入試専門塾「錬達会」主宰
エール出版刊『秘伝のセンター英語』著者
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