おもしろいほど成績が上がる中学生の「間違い直し勉強法」(YELL books)
伊藤敏雄著
上位の進学校を目指している中学生には、
ぜひ自分で勉強する力(=自己学習力、独学力)を
身につけて欲しいと思います。
自分で勉強する力といっても、
大切なのは、
間違えた問題を、次、どうしたら間違えなくなるかを
自分で考えて、対策を立てられるようになることです。
そのためには、
まず、間違えないようにすることが大切です。
英単語、漢字、社会の一問一答など、
問題を見て、答えを言えるようにすることです。
それが覚えたということです。
覚えるというと、
詰め込むことだと思っている人が多いのですが、
覚えるということは思い出せるようにすることです。
最澄と空海、天台宗を開いたのはどちらですか?
肺動脈を流れているのは動脈血?静脈血?
このようなややこしい問題をどうしたら間違えなくなるか。
それを考えるのが勉強です。
解ける問題を何回も解く必要はありません。
それよりも、
解けなかった問題を解けるようにすること、
つまり、間違い直しをすることが大切なのです。
その間違い直しのやり方を1冊の本にまとめたのが、
『おもしろいほど成績が上がる中学生の「間違い直し勉強法」』
です。
学習心理学に詳しい著者が、
自らの塾で実践して効果のある
効率の良い勉強のやり方を詳しく紹介しています。
教科別に間違い直しのやり方がまとめられている以外にも、
いきなりまとめノートを書かない、
赤ペンで問題集に答えを書き込むなど、
やってはいけない勉強法もまとめられています。
こうした勉強のやり方を身につければ、
高校受験だけでなく、
高校へ進学しても、
大学受験でも
自分で勉強できる子になること間違いありません。
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