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2020年以降の大学入試改革と都立推薦入試との関連性について①

17年10月05日

2020年以降の大学入試改革と
都立推薦入試との関連性について①

  

 
「推薦入試のために、面接や小論文の対策するのって、
ダルいよなぁ。それに、普通の教化科目と違って
小論文なんて高校入っても役に立たないじゃん。」

 

このように言って、
都立推薦入試を上手に利用しないのはもったいない。

 

都立高校志望の新中学3年生のみなさん!

 

都立推薦入試の対策は今後役に立ちますよ!

 

つまり、2020年大学入試改革制度世代の
学生にとって、都立推薦入試の対策は高校に入ってからも、
さらに大学受験で必ず役に立ちます!

 

今回はこの点について述べてみたいと思います。

 

いきなり結論を言うと、
2020年度入試改革以降の大学入試制度に
都立推薦入試がすでに対応している!
ということです。

 

となると、
都立推薦入試が高校受験時の一過性のもの
ではなくなります。
つまり、高校受験時の推薦入試への対策準備を、
将来の大学受験に応用できるということです。

 

2020年度以降の大学受験時にも
高校推薦入試で培った力を応用できる
ということですし、

 

応用していかなければ、新入試制度の大学受験に
は対応できなくなります。

 

「本当にそんなことになるのか?」

 

疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

 

では、文部科学省の高大接続システム改革会議で提出された
高等学校基礎学力テスト(仮称)
(大学入学希望者学力評価テスト(仮称)については次回見ます。)
の問題例を実際に見てみましょう。

 

 

〇高等学校基礎学力テスト(仮称)
「国語総合」の問題作成イメージ

 

文部科学省 高大接続システム会議(第13回)配布資料
「資料2「高等学校基礎学力テスト」(仮称)」
の問題作成イメージの例等」より
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2016/03/11/1368333_5.pdf

 
文科省がこの問題のポイントとして挙げているのは、以下の点です。

  

実用的な文章である取扱説明書と通知文を題材にし,
自分の考えを問うている。

複数のテキストに共通する表現の特色と
書き手の意図とを問うている。

  

これまでのように国語の教科書に
掲載されているような文学的文章や、
評論などは出題の割合が減ることが予想されます。

 

すなわち、実用的な文章にあたって、
自身の考えを問われます。

 

これに対して、
都立高校推薦入試ではすでに
以下のような試験がすでに課されています。

 

H28年度 都立国立高校 推薦入試小論文 大問2

 

日本経済新聞(2015年10月28日)の難民に関する文章を読み
問1、問2に答える。

 
問1 下線部①について、

 
移民受け入れの背景、
国籍付与についての考え方、
社会統合の方向性に留意し、
ドイツが目指す多民族が共生する
社会構築の方向性を説明しなさい。

 

問2 下線部②について、

 
日本が難民を受け入れる上で解決すべき課題としては、
どのようなものがあるでしょうか。
考えられる課題を3点挙げなさい。
また、そのうちの1点について、
あなたの考えを簡潔にまとめて示しなさい。

 
問題のテーマとしては、
大学入試で出題されてもおかしくないレベルです。

 

実際の新聞記事を読ませて、
現実的な社会問題について思考させ、
自分の考えを述べさせます。

 

現代社会のなかで実際に生活に登場する文章から
自分の考えを問うという点で、

 

2020年度以降の大学入試改革に都立推薦入試が
対応していることがわかると思います。

 
今回はひとまずここまでです。
次回は、大学入学希望者学力評価テスト(仮称)
について、都立推薦入試と比較分析を行います。

 
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