(6)進学重点校の大学進学実績はなぜ改善できたのか?<その4>

2014-09-19

 

『都立進学重点校への道』

(6)進学重点校の大学進学実績はなぜ改善できたのか?<その4>

 

もちろん、高校内部の直接的な受験指導体制についても、

進学重点校に指定されてから大きく変化しました。

 

高校による濃淡はありますが、ひと言でいうと

「学校を挙げて難関大学に合格させる」という意図が随所に垣間見えるようになりました。

 

私立の中高一貫校に較べて、カリキュラム進度が極端に速いわけではありませんが、

高1のうちから大学入試を意識してハイレベルな授業が行われていますし、

 

高3になると「実際の入試問題でどうやって点数を取るのか」という点に

的を絞った授業が展開されています。

 

先生たちから日常的に、

「(学校の授業以外で)1日に〇時間以上の学習時間を確保するように」と

うるさく言われることも多いと聞きます。

 

 

高1の早い段階から、校内手作り模試や外部の業者模試を実施し、

その結果を生徒はもちろん指導する教員の側にもフィードバックして、

生徒面談や職員の研修会に利用されています。

 

都教委が主催して、学校の枠を越えた研修会も定期的に実施しています。

 

生徒たちの意識を高めるために、大学入試に関する講演会や、

OBを招いてのガイダンスを校内で実施する機会も増えました。

 

様々な手段で生徒たちの受験生としてのモチベーションを

上げようとしている様子が伝わってきます。

 

 

一番大きな変化は、正規の授業時間外での指導体制に見られます。

朝の始業前や放課後、授業のない土曜日や夏期休業中の指導が大きく変わりました。

 

進学重点校では、「加配教員」と言って

他の高校より少し多めに教員配置がされているのですが、

 

そのメリットを利用して、補習や質問受付の体制を敷いている高校がほとんどです。

 

例えば、放課後一定の時間までは主要3科目の質問がいつでも受けられるように

質問・相談ルームを開放していたり、

 

土曜日の決まった時間に毎週特定の科目の補習が組まれていたりしています。

 

西高校では、学校の敷地内に「自習会館」が設置されていあて、

毎日夜8時まで利用できるようになっています。

 

「みんなが必死に勉強しているので集中して取り組める」という話をよく聞きますが、

東大をはじめとする難関大学に進学したOBがチューターとして常駐していて

(先生も時々巡回してくれる)、質問や相談も受けてくれるようです。

 

 

どこの高校も、特に高3生について夏期休業中の講習がなかなか充実しています。

 

受験に必要な科目はほとんど講座が設定されていて、

多くの生徒たちが参加しています。

私の教え子たちの中でも、夏は予備校に通わずに、

高校の講習だけに参加して難関大学に合格して行った生徒も少なくありません。

 

講座の取り方にもよるのでしょうが、

夏休み1カ月半のうち、朝から夕方まで30日くらい学校に拘束されていた生徒もいます。

 

本当に、予備校泣かせですね(笑)

 

まとめると、

「進学重点校は、優秀な生徒を集めて、高1のうちから受験を意識させて取り組ませて、

(特に高3になってから)勉強の質と量を確保させているので大学受験で結果が出るようになった」

ということになるのではないでしょうか。

 

(文責:GS進学教室 後藤高浩)

 

 

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