(5)進学重点校の大学進学実績はなぜ改善できたのか?<その3>

2014-09-04

 

『都立進学重点校への道』

(5)進学重点校の大学進学実績はなぜ改善できたのか?<その3>

 

競争意識という点で言うと、もちろん学校の中での生徒たちの競争意識も

以前に較べると格段に高まっています。

 

大学受験に向けての空気と言ってもいいかもしれません。

 

進学重点校に入学した時点で、ほとんどの生徒が「国立大学を目指す」

という共通認識を持っていることがとても大きいのです。

 

特に日比谷・西・国立は、東大・東工大・一橋大・国立大の医学部等、

まずは最難関を目指して当然という雰囲気があります。

(実際は1年ごとに少しずつ挫折していき、現実な選択をする生徒の

割合もふえていくわけですが・・・)

 

 

普段の学習への取り組みにおいて、姿勢や情報等が共有化されていきます。

部活の先輩を通して伝わってくることも多いようです。

予備校の選択や、参考書・問題集の選び方・使い方、効率の良い勉強の仕方、

大学の併願パターン等が学校の中でリアルに語られているのです。

 

日比谷に通っていた教え子から聞いた話ですが、ほとんどの生徒が東大を初めとする

難関国立大学を目指しているため、早稲田や慶応を滑り止めで受けたこと

(あるいは受かったこと)を友達に内緒にしている生徒が多いとのことでした。

 

これは筑駒や開成等の進学校でよく聞く話ですが、一流進学校の受験生としての

プライドを持っている生徒が増えてきている証左だと思います。

 

これらは、数年前までの都立高校では考えられないことでした。

生徒たちが身を置いている環境や、

その集団の中でのスタンダードがいかに大きいかということです。

 

 

 もう1点、進学重点校に指定されてから、部活の日数・時間等の制限が

かなり厳しくかかるようになりました。

実はこのことも、大学の合格実績が向上した大きな理由の1つです。

 

それまでは、力がある生徒が高3の夏くらいまで部活に明け暮れてしまい、

結果「一浪は仕方ないよね」という状況になってしまうことが多かったのです。

 

学校や部活によりだいぶ温度は異なりますが、

「活動は週4日まで」、「大会の前でも週1日は完全にオフ(勉強するということ)の日を作る」

「夜6時までに完全下校」、「テスト前の1週間は活動禁止」、

「夏休みの活動は20日まで」、「原則高2で引退する」等々・・・

 

生徒たちは様々な制約の中で部活に取り組むようになりました。

 

学校によっては、成績が下がってくると、レギュラーからはずされたり、

部活をやめることを勧められるケースもあるそうです。

 

特に、高1・高2のうちから、「勉強が主で部活は従」だということを

(建前の部分はあったとしても)刷り込まれていることが、

大学受験に向かう意識付けの部分でとても大きいと感じます。

 

10年ほど前までは、この部分で私立進学校と違いが非常に大きく、

それがそのまま大学受験の結果の差につながっていたのです。

 

ただしそのために、全国大会で活躍してきたような高校の看板クラブの戦績が、

近年苦しくなってきたという話も聞こえてきます。

 

(文責:GS進学教室 後藤高浩)

 

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