都立推薦入試小論文の極意 都立西高校シリーズ(4)

2016-07-23

都立推薦入試小論文の極意
都立西高校シリーズ(4)

  
平成26年度 東京都立西高校
推薦選抜にもとづく作文問題

  
次のことばについて、
あなたが感じたり思ったりすることを
六百字以内で述べなさい。

  
「私たちはしばしば、
できないものを見つけることによって、
できることを発見する。」

  
(サミュエル・スマイルズ)

  
解答例1
https://doctor-of-philosophy1982.amebaownd.com/posts/926227
解答例2
https://doctor-of-philosophy1982.amebaownd.com/posts/942550

  
解答への導き

  
この問題を見たときに、
まずは「できないもの」と
「できること」を自分のなかで具体的に考えてみてよう。

  
学校や家庭のなかで自分にできること、
できないこと、
中学生として社会のなかでできること、
できないことを
それぞれがよく考えてみてほしい。

  
「できないこと」をいくら挙げても
「できること」は見つからないように思うだろう。

  
それをサミュエル・スマイルズは、
発見できるという。

  
この一見すると矛盾する言明を、
君の論理と言葉で説明しなければいけないのだから、
この問題もなかなかにハードルが高い。

  
いかなる解答にせよ、
「できないこと」と「できること」を
どう結び付けるのかという、
つながりや関係を説明することが大切だ。

  
解答例2では、
日常的な対話の場面において
「できること」と「できないこと」が
あることを明白に対比させている。

  
こうした場面の設定のために、
まずは「できること」と「できないこと」を
具体的に考えてみる必要があるのだ。

  
課題文の言葉をどうにか自分で解釈するためには、
まずは自分の具体的な経験や場面を想起したり、
想像したりしよう。

  

他人を「完全に」理解することは
わたしたちには「できない」。

  
しかし、それでもなお相手に話しかけるのは、
相手にたいして「応答することができる」からだ。

  
この「応答可能性」があるからこそ、
すなわち「できること」があるからこそ、
われわれは「理解できない」他人に話しかける。

  
解答例2では、対話という日常的で、
ありふれた場面においてさえ、

  
「できないこと」/「できること」の対比が
歴然としてある点を挙げ、

  
「応答可能性」にそれらの対比をつなぐ関係性を見出している。

  
一見すると当たり前に見える日常的な振る舞いのなかにも、
よくよく分析してみれば、

  
こうした対比や関係性を見つけることは可能だ。

  
したがって、都立西高校の問題において、
いかなる文章の問題が出されても、
まずは、自分のいる具体的な経験の場面で考えよう。

  
そして、具体的な場面のなかから、
引き出すべき関係性や一般性を見つけていく必要がある。

  
もちろん、
こうした思考やその展開は直線的に行われるものではないし、
すぐには身につかない。

  
だからこそ、日頃から訓練していく必要があるのだ。

  

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担当 佐藤陽祐

  
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